バーチャルオフィスの郵便転送の料金と頻度を比較
結論:郵便転送の年額は「1回の転送料 × 転送回数」で決まり、月10通・週1回の例では転送料だけで年9,600円〜2万4,000円かかりました(転送料が基本料金に含まれる会社を除く)。
郵便が少ないなら月1回転送にすると回数が4分の1になり、転送料も大きく下がります。
次にやること:毎月届く郵便のおおよその通数と、期限つき書類の有無を書き出し、転送の頻度を決めてから計算ツールで比べます。
郵便転送の料金はどう決まる?
バーチャルオフィスの郵便転送は、多くの場合「基本料金」とは別に、転送のたびに料金がかかります。料金の決め方は会社ごとに次のように違います。
- 重量別の定額:150gまで330円、500gまで550円のように、1回に送る重さで決まる(GMOオフィスサポート、DMMバーチャルオフィス)。
- 重量別の実費に近い送料:50gまで150円、100gまで250円など細かく分かれる(バーチャルオフィス1、レゾナンス)。
- 送り方ごとの送料:レターパックライト500円・プラス630円など、発送方法で決まる(NAWABARI)。
- 手数料+実費:1回500円(税別)の手数料に郵送実費を加える(和文化推進協会)。
- 基本料金に含む:毎週の定期転送は送料・手数料0円(ワンストップビジネスセンター。1通100g超・荷物は対象外)、月1回分の転送が無料(METS OFFICEの月1転送コミ)。
各社の転送料と頻度は?
各社の公式ページで2026-11-01に確認した転送の条件です(金額は税込。レゾナンスは税区分の記載なし、和文化推進協会は税別表示)。
| 会社 | 転送の頻度 | 1回の転送料 |
|---|---|---|
| GMOオフィスサポート | 月1・隔週・週1(プランで選ぶ) | 150g以下330円、150g超〜500g 550円、500g超は実費相当 |
| DMMバーチャルオフィス | 週1回(定期転送カスタマイズ0円〜) | 普通郵便150gまで330円、151〜500g 550円、レターパックライト550円 |
| レゾナンス | 週1回(水曜)または月1回(月末水曜) | 100gまで300円、150gまで+150円、250gまで+200円、500gまで+350円 |
| バーチャルオフィス1 | 月4回 | 50gまで150円、100gまで250円、150gまで350円、250gまで450円、500gまで600円 |
| ワンストップビジネスセンター | 毎週水曜 | 送料・手数料0円(1通100g超・荷物は対象外) |
| NAWABARI | 毎週水曜 | 郵便転送ページにレターパックライト500円(250g以内)、レターパックプラス630円。ゆうパックは「NAWABARI特別料金」(地域・サイズ別)。速達は1荷物+550円 |
| METS OFFICE | 即時・週末・月末・都度指示(月1転送コミ) | 月1回分無料。2回目以降の料金はプランページに記載なし |
| 和文化推進協会 | 週1回 | 1転送500円(税別)+郵送実費 |
レゾナンスの「+150円」などは、加算額か合計額かが料金ページに書かれていません。このサイトの計算では加算額として扱っています。
月10通・週1回転送なら年いくら?
法人として郵便が月10通(1通25g)届き、週1回まとめて転送する場合です。月4回の転送に分けると、3通(75g)の回が2回、2通(50g)の回が2回になる計算です。
| 順位 | 会社・プラン | 1年目の総額 | 2年目以降の年額 | 注意 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | バーチャルオフィス1 ワンプラン(年間契約・一括10,560円) | 25,660円 | 20,160円 | — |
| 2 | レゾナンス バーチャルオフィスコース | 31,780円 | 26,280円 | 支払いサイクル(月払い/年払い)は公式で要確認/税込・税別の表示なし(表示額で計算)/1年払い+週1回転送は入会金0円のキャンペーン中と記載(計算は入会金5,500円を含む) |
| 3 | NAWABARI ネットショップ運営プラン(月契約・一括13,200円も同額) | 42,700円 | 37,200円 | 法人登記の可否は要確認/想定利用者はネットショップ運営者・インフルエンサー・私書箱利用者/転送料はレターパックライト500円(250g以内)/プラス630円で計算(郵便転送ページの記載)/料金ページは『法人登記』を含むと記載、よくある質問は『ビジネスプランをご契約いただければ登記可能』と記載(食い違い)。登記に使うなら申込前に確認 |
| 4 | GMOオフィスサポート 週1転送プラン | 51,480円 | 51,480円 | 支払いサイクル(月払い/年払い)は公式で要確認 |
| 5 | ワンストップビジネスセンター エコノミープラン(銀行振込・年払い=1か月分無料) | 68,860円 | 58,080円 | 年額58,080円(公式の計算例) |
| 6 | METS OFFICE ビジネスプラス 郵便受取(12か月一括)+未公表の費用 | 21,010円 | 17,160円 | 即時転送のみ(郵便物ごとに転送)/転送料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/転送は即時転送のみ(料金は要確認) |
| 7 | デジラボ 年払いコース(一括26,400円)+未公表の費用 | 29,700円 | 26,400円 | 転送頻度は公式で要確認/転送料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/初期費用はページ内に3,300円と2,200円の2つの記載があり、高いほう(3,300円)で計算 |
| 8 | 和文化推進協会(京都朱雀スタジオ) 朱雀なえもんプラン(年間6,000円・税別)+未公表の費用 | 33,000円 | 33,000円 | 転送1回の手数料のみ計算(郵送実費は含まず)/入会金・初期費用は要確認(計算に含まず)/転送料は500円(税別)+郵送実費。実費分は計算に含まず |
| 9 | DMMバーチャルオフィス ベーシックプラン(年間契約・一括前払い)+未公表の費用 | 46,200円 | 46,200円 | 入会金・初期費用は要確認(計算に含まず)/月額は『2,530円〜』表示/入会金は料金ページで確認できず/ミニマムは一般の郵便物を受け取れない(返品・返送と個人事業主の税金書類のみ)ため、ミニマムは候補外 |
| 10 | ナレッジソサエティ バーチャルオフィスメンバー+未公表の費用 | 59,400円 | 59,400円 | 支払いサイクル(月払い/年払い)は公式で要確認/転送頻度は公式で要確認/転送料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/入会金・初期費用は要確認(計算に含まず)/税込・税別の表示なし(表示額で計算)/月額は『4,950円〜』表示 |
| 11 | Karigo(カリゴ) ホワイトプラン+未公表の費用 | 61,900円 | 56,400円 | 支払いサイクル(月払い/年払い)は公式で要確認/転送頻度は公式で要確認/転送料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/月額4,700円〜・入会金5,500円〜(店舗により異なる) |
転送料の年額だけを取り出すと、NAWABARIが24,000円(レターパックライト500円×月4回)、GMOオフィスサポート(週1転送)とDMMバーチャルオフィス(ベーシック)が15,840円、レゾナンスが14,400円、バーチャルオフィス1が9,600円(250円×2回+150円×2回)、ワンストップビジネスセンターが0円でした。ワンストップビジネスセンターは基本料金が高いので、1年目の総額では上位になりません。転送料が無料かどうかだけでなく、基本料金と合わせて見る必要があります。
月4通・月1回転送なら年いくら?
郵便が月4通程度で、月1回まとめて送ってもらえば足りる場合です。
| 順位 | 会社・プラン | 1年目の総額 | 2年目以降の年額 | 注意 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | レゾナンス バーチャルオフィスコース | 20,980円 | 15,480円 | 支払いサイクル(月払い/年払い)は公式で要確認/税込・税別の表示なし(表示額で計算)/1年払い+週1回転送は入会金0円のキャンペーン中と記載(計算は入会金5,500円を含む) |
| 2 | バーチャルオフィス1 ワンプラン(年間契約・一括10,560円) | 23,260円 | 17,760円 | — |
| 3 | GMOオフィスサポート 月1転送プラン | 34,320円 | 34,320円 | 支払いサイクル(月払い/年払い)は公式で要確認 |
| 4 | NAWABARI ネットショップ運営プラン(月契約・一括13,200円も同額) | 42,700円 | 37,200円 | 法人登記の可否は要確認/想定利用者はネットショップ運営者・インフルエンサー・私書箱利用者/転送料はレターパックライト500円(250g以内)/プラス630円で計算(郵便転送ページの記載)/料金ページは『法人登記』を含むと記載、よくある質問は『ビジネスプランをご契約いただければ登記可能』と記載(食い違い)。登記に使うなら申込前に確認 |
| 5 | ワンストップビジネスセンター エコノミープラン(銀行振込・年払い=1か月分無料) | 68,860円 | 58,080円 | 年額58,080円(公式の計算例) |
| 6 | METS OFFICE ビジネスプラス 郵便受取(12か月一括)+未公表の費用 | 21,010円 | 17,160円 | 即時転送のみ(郵便物ごとに転送)/転送料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/転送は即時転送のみ(料金は要確認) |
| 7 | デジラボ 年払いコース(一括26,400円)+未公表の費用 | 29,700円 | 26,400円 | 転送頻度は公式で要確認/転送料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/初期費用はページ内に3,300円と2,200円の2つの記載があり、高いほう(3,300円)で計算 |
| 8 | 和文化推進協会(京都朱雀スタジオ) 朱雀なえもんプラン(年間6,000円・税別)+未公表の費用 | 33,000円 | 33,000円 | 転送1回の手数料のみ計算(郵送実費は含まず)/入会金・初期費用は要確認(計算に含まず)/転送料は500円(税別)+郵送実費。実費分は計算に含まず |
| 9 | DMMバーチャルオフィス ベーシックプラン(年間契約・一括前払い)+未公表の費用 | 34,320円 | 34,320円 | 入会金・初期費用は要確認(計算に含まず)/月額は『2,530円〜』表示/入会金は料金ページで確認できず/ミニマムは一般の郵便物を受け取れない(返品・返送と個人事業主の税金書類のみ)ため、ミニマムは候補外 |
| 10 | ナレッジソサエティ バーチャルオフィスメンバー+未公表の費用 | 59,400円 | 59,400円 | 支払いサイクル(月払い/年払い)は公式で要確認/転送頻度は公式で要確認/転送料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/入会金・初期費用は要確認(計算に含まず)/税込・税別の表示なし(表示額で計算)/月額は『4,950円〜』表示 |
| 11 | Karigo(カリゴ) ホワイトプラン+未公表の費用 | 61,900円 | 56,400円 | 支払いサイクル(月払い/年払い)は公式で要確認/転送頻度は公式で要確認/転送料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/月額4,700円〜・入会金5,500円〜(店舗により異なる) |
転送が月1回になると、GMOオフィスサポートは月1転送プラン、DMMはベーシックプランの月1回(定期転送カスタマイズ)、レゾナンスは月1回のコースで計算されます。DMMのミニマムプランは一般の郵便物を受け取れないため、郵便がある計算では候補から外しています。バーチャルオフィス1は月4回の転送が基本のため、郵便が少なくても届いた週ごとに送られる計算です。
転送頻度はどう決める?
| 届く郵便 | おすすめの頻度 | 理由 |
|---|---|---|
| ほとんどない(月数通) | 月1回 | 回数が少ないほど転送料が下がる |
| 請求書・契約書が毎週届く | 週1回 | 支払期限・返送期限に間に合わせる |
| 期限つきの書類がときどき来る | 月1回+都度転送 | 普段は安く、急ぎの時だけ追加料金 |
| ネットショップの返品が届く | 週1回 | 返品対応の遅れはクレームにつながる |
急ぎの郵便に対応するオプションは、GMOオフィスサポートのスグ転送(依頼料550円+レターパックライト550円)、DMMバーチャルオフィスの個別転送(440円〜/回)、レゾナンスのスポット転送(1回500円)、NAWABARIの都度転送(月1,100円)などがあります。
転送料を抑えるコツは?
- 頻度を下げる:月1回で足りるなら、週1回より転送回数が4分の1になります。
- 重さの区切りを意識する:DMMやGMOは150gを超えると1回の料金が上がります。
- 郵便物を減らす:取引先への請求書や通知をメール・電子交付に切り替えてもらう。
- 来店受取を使う:近くに拠点がある会社なら来店受取で転送料がかかりません(レゾナンスの月1回プランは来店受取不可と記載)。
- 料金改定を確認する:GMOオフィスサポートは2026年9月16日に定期転送料を改定し(150g以下0円→330円など)、2027年1月上旬に基本プランも改定予定です。
郵便を受け取るときの注意点は?
- 法人名宛ての郵便:レゾナンスは法人名宛ての郵便を受け取るのに、6か月以内発行の履歴事項全部証明書(電子版不可)の提出が必要と書いています。
- 保管期間:レゾナンスは受取から1か月(延長は1通1,100円)。期間を過ぎた郵便の扱いを確認しておきます。
- 受け取れる郵便の制限:DMMバーチャルオフィスのミニマムプランは、一般の郵便物(取引先・銀行などからの郵便)を受け取れず、受取は返品・返送品と個人事業主の税金関連書類のみです。郵便転送を使うならベーシックプランになります。
郵便物の通知・確認の方法は?
転送の頻度と同じくらい大事なのが、「何が届いたかをすぐ知れるか」です。各社の公式ページで確認できた例を挙げます。
- 和文化推進協会:受け取り時にLINEで通知し、転送か廃棄かを指定できる。
- GMOオフィスサポート:2026年9月16日の改定で、写真で郵便物を確認する機能が基本プラン料金のみで使えるようになり、不在票通知も無料になったと案内。
- NAWABARI:郵便物の開封・読み込みのオプション(月1,100円+1通110円)。
- レゾナンス:保管期間は受取から1か月、延長は1通1,100円。
届いた郵便を写真やスキャンで確認できれば、急ぎのものだけを都度転送し、ほかは月1回にまとめる、という使い分けができます。転送料を抑えながら、期限つきの書類を見逃さない方法です。
1回の重さはどう見積もる?
このサイトの計算では、郵便1通を25gとしています。定形郵便の封書(A4三つ折りの書類数枚)を想定した値です。A4サイズの封筒(角形2号)で届く書類や、冊子・カタログが多い場合は1通あたりもっと重くなり、150gや500gの区切りを超えやすくなります。届く郵便の種類が偏っている場合は、計算ツールの通数を多めに入れて試算してください。
荷物や書留の受け取りは?
郵便転送の料金は、普通郵便を前提にしていることが多く、荷物や書留は別の扱いになることがあります。レゾナンスは、追跡付き郵便・宅配などの受取費用として1件300円をデポジットから差し引くと書いています。DMMバーチャルオフィスは、宅急便の転送料を宅配業者の価格に準じるとしています。ワンストップビジネスセンターは、1通100gを超える郵便物や荷物は水曜日の無料転送の対象外です。
商品サンプルや返品など荷物が多い事業では、荷物の受け取り可否と転送料を、郵便とは別に確認しておきましょう。
自分の条件(登記・特商法・郵便の量・電話・会議室・エリア)での1年目の総額は、トップの計算ツールで出せます。入力内容は送信されません。
よくある質問
- バーチャルオフィスの郵便転送はいくらかかる?
- 会社によって違います。例えばGMOオフィスサポートとDMMバーチャルオフィスは150gまで1回330円、バーチャルオフィス1は50gまで150円・100gまで250円、ワンストップビジネスセンターは毎週水曜の転送が送料・手数料0円(1通100g超は対象外)と公式ページに書かれています。
- 転送の頻度はどれくらいがいい?
- 郵便が少なければ月1回でも足ります。ただし銀行・税務署・取引先からの期限つき書類が多いなら、週1回か、届いたら通知が来てすぐ送ってもらえるサービス(都度転送・スポット転送)があると安心です。
- 郵便物が届いたことはどうやって分かる?
- 会社によってメール・LINE・アプリの通知、写真での確認などがあります。和文化推進協会はLINEで通知し、転送か廃棄かを指定できると案内しています。
- 書留や荷物も受け取ってもらえる?
- 会社とプランによって違います。DMMバーチャルオフィスのミニマムプランは一般の郵便物を受け取れず、受取は返品・返送品と個人事業主の税金関連書類のみです。レゾナンスは追跡付き郵便・宅配などの受取費用を1件300円としてデポジットから差し引くと記載しています。
出典・確認した一次情報
- GMOオフィスサポート 料金:https://www.gmo-office.com/price/
- GMOオフィスサポート サービス料金改定のお知らせ:https://www.gmo-office.com/news/price-revision/
- DMMバーチャルオフィス 料金:https://virtualoffice.dmm.com/price
- レゾナンス 料金:https://virtualoffice-resonance.jp/price/
- バーチャルオフィス1:https://virtualoffice1.jp/
- ワンストップビジネスセンター 料金プラン:https://www.1sbc.com/plan/
- NAWABARI 料金:https://nawabari.net/price/
- NAWABARI 郵便転送サービス:https://nawabari.net/forward-mail/
- METS OFFICE ビジネスプラス:https://vo-metsoffice.jp/plan/mets-business-plus/
- 和文化推進協会:https://suzaku.or.jp/lp/006/index.html