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個人事業主の屋号と住所|開業届の書き方とバーチャルオフィスの使い方

更新日:2026-11-01|運営:AI Mediaz|料金は各社公式ページで2026-11-01に確認

結論:開業届の「納税地」は原則として住民票のある自宅で、バーチャルオフィスの住所は事業所の所在地として使います。屋号で郵便を受け取るなら、バーチャルオフィスに屋号の宛名を登録しておく必要があります(GMO・DMMは屋号追加 月1,650円の記載)。

開業届は、事業を始めた年の確定申告期限までに、納税地を所轄する税務署へ出します(国税庁)。

次にやること:屋号と事業所の住所を決め、バーチャルオフィスの宛名登録の条件を確認してから開業届を出します。

納税地は原則自宅VOの住所は事業所として使う
図解:納税地は原則自宅VOの住所は事業所として使う(バーチャルオフィス費用ノート作成)

開業届はいつ・どこに出す?

国税庁の「A1-5 個人事業の開業届出・廃業届出等手続」で確認した内容です。

項目国税庁の案内
どんなときに出す新たに事業を開始したとき、事業用の事務所・事業所を新設・増設・移転・廃止したとき、事業を廃止したとき
提出時期事業の開始等の事実があった日の属する年分の確定申告期限まで
提出先納税地を所轄する税務署長
e-Tax使える。e-Taxで出す場合は本人確認書類の提示・写しの添付は不要
事業所が納税地と違う場合事業所の所在地が納税地と異なっても、納税地を所轄する税務署長以外の税務署長への提出は不要

提出時期は所得税法第229条にもとづきます。以前は「事業開始から1か月以内」と案内されていましたが、2026-11-01時点の国税庁の案内は上の表のとおりです。

開業届の住所はどう書く?

所得税法第15条は、個人の納税地を原則として住所地(国内に住所がある場合)としています。バーチャルオフィスは生活の本拠ではないので、納税地にはふつう自宅の住所を書きます。

バーチャルオフィスの住所は、自宅とは別の事業所の所在地として書く使い方が一般的です。所得税法第16条には、住所地に代えて事業場等の所在地を納税地にできる特例がありますが、バーチャルオフィスがその「事業場等」に当たるか、手続きが必要かは、所轄の税務署で確認してください(詳しくは開業届の記事)。

開業届の様式の欄の名前は、国税庁の様式(PDF)で確認してください。

屋号はどう決める?

屋号は、個人事業の「店名・事務所名」です。付けなくても事業はできますが、付けると次の場面で使えます。

国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトの案内では、個人事業者は申出をした場合に限り、主たる屋号や主たる事務所の所在地等を公表できます。何も申し出なければ、屋号や事務所の所在地は公表されません。

屋号宛の郵便をバーチャルオフィスで受け取るには?

バーチャルオフィスは、届いた郵便の宛名で「誰宛か」を判断します。屋号で届く郵便を受け取ってもらうには、契約者の氏名だけでなく屋号も登録しておく必要があります。

会社宛名・屋号の扱い(公式の記載)
GMOオフィスサポート宛名(屋号等)の追加 月1,650円(個人・法人それぞれ1つまで無料)。サービスルールで、宛名は会員の商号・名称か、申請で許可された宛名にするよう送り主に伝える必要があると記載
DMMバーチャルオフィス屋号追加 月1,650円
レゾナンス法人名宛の郵便を受け取るには、6か月以内発行の履歴事項全部証明書(電子版不可)の提出が必要

GMOオフィスサポートは個人・法人それぞれ1つまで宛名の追加が無料と書いています。屋号を1つだけ使うなら、追加料金なしで済む可能性があります。屋号が2つ以上ある場合や、法人化して屋号と会社名の両方で郵便が届く場合は、追加料金を計算に入れておきましょう。

個人事業主がバーチャルオフィスを使うと年いくら?

法人登記をせず、郵便は月4通・月1回転送の場合です。

計算条件:法人登記しない(個人事業・フリーランス)・郵便 月4通・月1回転送・電話なし・年払い(郵便は1通25gとして計算。料金は各社公式ページ・2026-11-01確認)

順位会社・プラン1年目の総額2年目以降の年額注意
1レゾナンス
バーチャルオフィスコース
20,980円15,480円支払いサイクル(月払い/年払い)は公式で要確認/税込・税別の表示なし(表示額で計算)/1年払い+週1回転送は入会金0円のキャンペーン中と記載(計算は入会金5,500円を含む)
2バーチャルオフィス1
ワンプラン(年間契約・一括10,560円)
23,260円17,760円—
3GMOオフィスサポート
月1転送プラン
34,320円34,320円支払いサイクル(月払い/年払い)は公式で要確認
4NAWABARI
ネットショップ運営プラン(月契約・一括13,200円も同額)
42,700円37,200円想定利用者はネットショップ運営者・インフルエンサー・私書箱利用者/転送料はレターパックライト500円(250g以内)/プラス630円で計算(郵便転送ページの記載)/料金ページは『法人登記』を含むと記載、よくある質問は『ビジネスプランをご契約いただければ登記可能』と記載(食い違い)。登記に使うなら申込前に確認
5ワンストップビジネスセンター
エコノミープラン(銀行振込・年払い=1か月分無料)
68,860円58,080円年額58,080円(公式の計算例)
6METS OFFICE
ネットショッププラン(最低利用12か月)+未公表の費用
10,450円6,600円即時転送のみ(郵便物ごとに転送)/転送料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/法人登記不可。郵便は自動で即時転送(転送料はプランページに記載なし)
7デジラボ
年払いコース(一括26,400円)+未公表の費用
29,700円26,400円転送頻度は公式で要確認/転送料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/初期費用はページ内に3,300円と2,200円の2つの記載があり、高いほう(3,300円)で計算
8和文化推進協会(京都朱雀スタジオ)
朱雀なえもんプラン(年間6,000円・税別)+未公表の費用
33,000円33,000円転送1回の手数料のみ計算(郵送実費は含まず)/入会金・初期費用は要確認(計算に含まず)/転送料は500円(税別)+郵送実費。実費分は計算に含まず
9DMMバーチャルオフィス
ベーシックプラン(年間契約・一括前払い)+未公表の費用
34,320円34,320円入会金・初期費用は要確認(計算に含まず)/月額は『2,530円〜』表示/入会金は料金ページで確認できず/ミニマムは一般の郵便物を受け取れない(返品・返送と個人事業主の税金書類のみ)ため、ミニマムは候補外
10ナレッジソサエティ
バーチャルオフィスメンバー+未公表の費用
59,400円59,400円支払いサイクル(月払い/年払い)は公式で要確認/転送頻度は公式で要確認/転送料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/入会金・初期費用は要確認(計算に含まず)/税込・税別の表示なし(表示額で計算)/月額は『4,950円〜』表示
11Karigo(カリゴ)
ホワイトプラン+未公表の費用
61,900円56,400円支払いサイクル(月払い/年払い)は公式で要確認/転送頻度は公式で要確認/転送料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/月額4,700円〜・入会金5,500円〜(店舗により異なる)

「+未公表の費用」は、転送料・入会金などが公式ページに金額で載っておらず0円として足した会社です。並びは「全額を計算できた会社」が先です。条件を変えて計算する

DMMバーチャルオフィスのミニマムプラン(月660円)は、受け取れるのが返品・返送品と、国・都道府県から届く個人事業主の税金関連書類だけで、取引先や銀行からの郵便は受け取れません。郵便がある計算では候補から外しています。

屋号と住所を決めるときの注意点は?

屋号や住所を変えたら何をする?

屋号や事業所の住所を変えたときは、使っている場所をまとめて書き換えます。

自分の条件(登記・特商法・郵便の量・電話・会議室・エリア)での1年目の総額は、トップの計算ツールで出せます。入力内容は送信されません。

よくある質問

開業届はいつまでにどこへ出す?
国税庁の案内では、事業の開始等の事実があった日の属する年分の確定申告期限までに、納税地を所轄する税務署長に提出します。e-Taxで出す場合は本人確認書類の提示・写しの添付は不要です。
開業届の住所欄にバーチャルオフィスの住所を書ける?
納税地は原則として住所地(住民票のある自宅など)です。バーチャルオフィスの住所は、事業所の所在地として書く欄に使うのが一般的です。事業所の所在地が納税地と違っても、納税地を所轄する税務署以外への提出は不要と国税庁は案内しています。
屋号宛の郵便はバーチャルオフィスで受け取れる?
会社によっては宛名の登録が必要です。GMOオフィスサポートは宛名(屋号等)の追加が月1,650円(個人・法人それぞれ1つまで無料)、DMMバーチャルオフィスは屋号追加が月1,650円と公式に書いています。
屋号は必ず付ける?
付けなくても事業はできます。屋号を付けると請求書・名刺・銀行口座の名義などに使えますが、口座名義に屋号を入れられるかは銀行ごとに違います。

出典・確認した一次情報

記事の内容は掲載日時点で確認できた情報にもとづきます。法令・各社の条件は変わることがあります。